海外かぶれが海外にがてになった過程

海外では〜が口癖だった海外かぶれが日本大好きになる成長記録

私の生い立ち

〜幼少期〜

 

私は末っ子長男なの。上に2人姉がいるわ。

父は社長だったから家にはあまりいなくて(良い父よ)

祖母(未亡人)と母と姉2人の女ばかりの環境。その影響か

小さい時は戦隊モノとか男の子っぽいモノなんか興味なかったし

幼稚園では男の子の友達なんて1人もいなかったの。

ずっと6人ぐらいの女の子とおママゴトして遊んでた。

ハーレム状態よ。4人ぐらいからプロポーズもされたわ。

 

 

〜小学生〜

 

あまり思い出したくないわ。一番辛かったもの。

小学生って男女がハッキリ分かれるじゃない?

2人で喋っただけで黒板にアイアイ傘書かれたりね(笑)

私は両親が40歳の時に生まれたし女ばっかりの家だったから

他の家庭の子とギャップがあった。私自身も興味なかったけど

戦隊ヒーローも見せてもらえなかったしマンガもゲームも買って貰えなかったわ。

小学生男子の話題っていうか、友達になる条件って上記が必須じゃない?

だから知ってるフリしたり嘘ついたりしてたわ。まぁ当たり前にバレたけど。

でも性格は明るかったし母親が怖いで有名だったからイジメられなかったわ。

高学年になると携帯を買って貰えて、当時は学年に6人ぐらいしか持ってなくて

すぐにメル友になった。その子達はオマセさんで大人びてたから男女で遊んだりした。

小学5年生にして初めての嘘のない本当の友達よ。

 

 

〜中学生〜

小さい町だったから私立に行く子以外はそのまま小学校から中学校に上がる感じ。

プラス隣町の子達が増えて、1学年150人ぐらいの小さな中学。

内申点の為に部活に入らなくちゃいけなくて

小さい時からピアノとドラムを習ってたから吹奏楽に入ったの。

先輩に2人男子はいたけど、学年では1人。しかも私が唯一の文化部男子。

この頃から自分はゲイって確信してたし、オカマキャラだったから

同じ部活の女友達がたくさんできた。男友達なんて一人もいないしいらなかった。

 

その頃ピアス開けて髪も染めて不良化したわ。

前代未聞よ。オカマで文化部所属の不良なんて。

暴力とか喫煙はしないし不良友達もいない。

P!NKと2009年ぐらいのリアーナに憧れてただけで

中二病じゃなく本当にファッション、おしゃれだったの。

 

 

〜高校生〜

私立高校(進学校ではない)へ入学したわ。

都会は私立へ行くけど地方は逆。むしろ私立はバカか公立落ちた子が行く所。

私は最初から私立専願(名前書けば通る)だったから公立は受験してないの。

公立って校舎とか設備古いし同じような人間が集まって

視野が狭くなってダサいと思ってたの。

 

私の通ってた高校は大学付属のマンモス校で全校生徒は1000人ぐらいで

制服はあったけど大学みたいな感じ。

おしゃれな校舎で外部委託の美味しいカフェテリアに

直通バスが校舎に8台ぐらい乗り込んできてたわね。

文化祭も体育祭も形式上で全く力が入ってなかったけど

超有名人が来たりして、それなりに楽しかった。

体育祭の練習なんて1時間行進練習して終了よ。

しかも当日は親は見にこれないの(笑)

 

コースが充実してたから生徒もピンキリ。

早稲田目指す子や高卒で就職する子。

本当にいろんな子がいるのが私立の良いところ。

ロールスロイスで送迎してもらってる子もいたよ。

 

私はというと英語コースだったの。

元男子校だったからか男子が多い学校だったんだけど

英語クラスは別。女子が7割、男子3割ぐらいかしら。

海外好きな子が多いからお洒落で美人な女子が多くて

英語コースは一種のステータスみたいになってた。

 

そんな美人な女子グループ(8人ぐらい)の中に

男子一人だけ混じってて事情の知らない学年中の男子から嫌われてたわ。

でもお弁当の時間にガールズトークするのは楽しかったわ。

 

高2の最初に英検2級、高3で準1級を取った。

英語だけは常に100点に近かった。でも他の教科は全くダメ。

テスト勉強もしてなかった。理系科目は勉強しても赤点とって追試も落ちた。

英語以外は勉強してなかったから一般の大学どころか

大学付属なのに母体の大学も行けなかった。

 

〜高校卒業後〜

 

カナダの2年制カレッジに進学。アメリカ人の彼氏が出来る。

diploma取って卒業。アメリカ人の彼とK-1ビザで渡米、その後同性婚。

現在ニューヨーク在住。

 

まぁ、こんな感じかしら?

自慢できる生い立ちじゃないわ。

 

私が書く事はコンプレックス、妬みの裏返しでもあるの。

可哀想なオカマの戯言だと思って見て頂戴。

たまに共感する事があればコメントしてね。